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道具の進化が「格差」を無くした!?羽根ボールからスチールへの激動期(四軒家店からの転載)
こんにちは!四軒家店店長の村上です! 前回の「ゴルフ禁止令」のお話、いかがでしたか?王様がキレるほど面白すぎたゴルフですが、今回は予告通り、道具にまつわる驚きの歴史……それも、かつて大いなる「格差」を生んでいたボールのお話から始めていきましょう!
1個のボールに「帽子一杯分」の羽根!?
現代のゴルフボールといえば、最先端のウレタンやゴムの多層構造で、誰でも気軽にショップや当店の受付で手に入れられますよね。 しかし18〜19世紀頃の初期のゴルフボール(フェザーボール)は、信じられないほど「アナログな執念」に満ちていたんです。
なんと、牛革のカバーの中に「茹でた鳥の羽根(なんと帽子一杯分!)」を、職人が専用の器具を使って手作業でギューギューに詰め込んで作られていました。 当然、気の遠くなるような職人技が必要で、1人の熟練職人が丸一日かけて作れるのはわずか数個。 そのため、信じられないほど高価だったんです。一説には、ボール1個の値段が当時のクラブよりも高く、一般市民の何週間分ものお給料に匹敵したとか……。 「ボールをなくしたら即破産」レベルですよね(笑)。必然的に、当時のゴルフは王族や一部の富豪(ブルジョア)しか楽しめない、まさに道具が「格差」を生んでいたスポーツだったわけです。
救世主の登場と、古書が語る「民衆化」の瞬間
そんな状況をガラリと変えたのが、素材の進化でした。 19世紀半ばに天然樹脂(ガッタパーチャ)を使った安価なボールが登場したことで大量生産が可能になり、ゴルフのハードルは一気に下がっていきます。
私の手元にある古書『正しいゴルフ』をめくってみると、まさにその道具の進化によって、ゴルフが「みんなのもの(民衆化)」になっていく生々しい喜びの瞬間が記録されています。 本書の「ゴルフの民衆化」の項には、こう書かれているんです。 「ボールなども数年前に比べるとその値段が非常に安くなり、今日ではゴルフをする費用は野球やテニスをする費用と大差がないのである」
さらに、ボールだけでなくクラブにも大革命が起きていました。それが「スチール・シャフト(鉄製のシャフト)」の登場です! それまでは木製(ヒッコリーなど)のシャフトが主流でしたが、『正しいゴルフ』の著者はスチール・シャフトについて、 「木製のシャフトのクラブに比べると、そのライフ(寿命)が非常に長いから経済的である」 「一本十円くらいのものも追々に出てきた」 と、めちゃくちゃ大絶賛しています(当時の10円はそれなりの大金ですが、一般のプレイヤーでも手が届く価格になりつつあったんですね)。
つまり、頑丈で大量生産できる「ゴム」や「スチール」という新素材の登場が、それまでのお金持ちだけの特権(格差)を打ち破り、一般の民衆が気軽に楽しめるスポーツへと押し上げていったわけです。
アナログな執念と、最新のデジタル技術
職人が汗を流して羽根をギューギューに詰め込んでいた時代から、今やSwing24/7のシミュレーターで、打った瞬間に1ヤード単位の弾道データやスピン量が画面に魔法のように表示される時代へ。歴史を知ると、この環境がどれだけ贅沢でありがたいものか、改めて感動しちゃいますよね。
次回予告:ルールが「法律並み」に細かくなったワケ
道具が進化して誰もがプレイできるようになったゴルフですが、今度は別の問題が発生します。 次回は、「ゴルフの規則(ルール)は、なぜあんなに法律みたいに細かくて厳しいの?」という謎に迫ります。
実は、ルールが複雑怪奇になった背景には、プロの世界の「一生の運命を左右する壮絶な大金(懸賞金)」が絡んでいた……!?という、少し生々しくも面白い歴史を、再び『正しいゴルフ』の記述から紐解きます!
歴史の「アナログな熱狂」に想いを馳せつつ、四軒家店では最新の「デジタル快適環境」で皆様をお待ちしております! それでは、次回のブログでお会いしましょう!
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